コンスタントなリリースでデトロイト・テクノを継承し続けるロバート・フッドのプロジェクトが、3年ぶりとなる3作目をUKのアウスからリリース。実娘が加入したことによってソウルやゴスペルからのサンプリングなどアイデアや表現の幅を広げ、これまでのシンプルなミニマル路線から、よりエモーショナルでドラマティックな音楽性へと進化している。スウィング・ジャズをネタにした真骨頂の“Song Like This!”が白眉。