個性派シンガー・ソングライターのミニ・アルバムは、人生の階段を上る人たちが気を休めることのできる〈踊り場〉のような作品をめざしたとのこと。パソコン音楽クラブ編曲の憂いと焦燥を帯びたテクノ・ポップ“NOW LOADING”、盲目的な愛が世界をロマンティックに染め上げる“薄っぺらじゃないキスをして”(編曲はsasakure.UK)など、歌も音もアプローチは多彩。ピアノ弾き語り曲“のみ込む”の生々しさに痺れる。