2009年に再結成したスカ・パンクの大ヴェテランが15年ぶりの新作を完成。その中身はレス・ザン・ジェイクのロジャー・リマをプロデュースに招き、デトロイト発の荒くれ者っぷりを爆発させている。ハードコアの凄まじい熱量、小気味良いスカのリズム、ポップ・パンクのキャッチーさを2分前後のショート・チューンに詰め込み、発汗作用抜群の音色でカッ飛ばしている。いい意味でヴェテランらしさ皆無の激越盤。