テクノ総本山オストグート・トンのサブ・レーベルからエフデミンことフィリップ・ソルマンが本人名義でのアルバムをリリース。その中身は室内楽とミニマル・ミュージックの融合をクラブ・ミュージックの見地から捉え、2017年にベルリンの劇場で初演されたステージのいわばサウンドトラック盤。エクスペリメンタルなアプローチはもはやダンス・ミュージックの範疇にはなく、真にモダンな現代音楽として嗜むのが正解です。