ファースト・アルバムのプロデュースを買って出たファット・マイクは、この女性4人組のポップセンスに惚れこんだのか、タフなサウンドにKOされたのか。ともあれ、マフズのファンにも薦めたいポップ・パンクはこの3作目でさらにパワーアップ。ラテンの哀愁やブギの泥臭さも取り入れながら、泣きもたっぷりというところはまさに日本人好み。ラストのピアノ・バラードでは見事なハーモニーもキメる。