クインシー・ジョーンズが絶賛するピアニスト、グレッグ・スピーロや、スタンリー・クラーク、クリスチャン・マクブライドのバンドでの活動等で知られるドラマー、マイク・ミッチェルらが在籍する実力派集団。ジョン・マクラフリンの近年のソロ作を彷彿とさせるような超絶技巧のリズム・セクションをフィーチャーした楽曲に、透明感のある力強いピアノがアクセントとして際立つ。テクニカル一辺倒ではない叙情的なエッセンスも魅力だ。ジャコ・パストリアスの再来と称されるベーシスト、アドリアン・フェローは脱退したが、新加入のベーシスト、マックス・ゲールもかなりの超絶テクニックを披露。