現在のオルタナ・ロック界隈をリードする才媛、アレックス・ボグナノ(ヴォーカル/ギター)率いるブリーは作品を重ねるごとにスケールアップ。この3作目では、かつてスティーヴ・アルビニの下で修業したエンジニアであるアレックスがジョン・コングルトンにプロデュースを任せ、ヒリヒリとした感情を持ったパンク・ロック・ソングを磨き上げることに一意専心。胸を打つシャウトとクセのあるリフで差をつける。