ブリティッシュ・ファンクの名門グループ出身者が組んだユニットの約2年半ぶりとなる新作。元ハイ・テンションのポール・マクリーンと元ライト・オブ・ザ・ワールドのケニー・ウェリントンが中心となり、ホーンを効かせたジャズ・ファンク〜フュージョン・ソウルをインスト含めて奏でるが、往時の名曲も匂わせつつ、今回はさらに爽快で整理された音を鳴らす。EW&Fへの憧憬がメンバーの共通項として感じられるのもおもしろい。