エクストリーム界の帝王が放つ16枚目のアルバムは、8ビートで迫る新味な“Amoral”などリフやリズム・パターンが練られ、ヴァリエーション豊かな攻撃力を発揮した意欲作。終盤を呪術的な歌声で飾るスロウ“A Bellyful Of Salt And Spleen”も貫禄の出来映えで、緩急溢れる作品の流れも聴きどころだ。日本盤はソニック・ユース、ルディメンタリー・ペニのカヴァーを含む4曲追加の全16曲入り。