カナダのキテレツな2人組。その最たる所以である楽器編成は、全曲を聴いてから知ったほうが驚きは大きいはず。4年ぶりとなる4枚目のアルバムは、ブラック・サバスなど70年代のメタルを彷彿とさせる流れが、突然80年代風のエレポップに変わって面食らっているのも束の間、メタルとエレポップが溶け合って終わるという予想外のエンディングに口もあんぐり。改めて、とことんキテレツな2人組だと再認識。