アルバムのタイトルがまさに現在の社会におけるさまざまな制限と、光の見えないトンネルの中を歩いているような現状を反映していると思うのは考えすぎだろうか……待ちに待った3年半ぶりの7作目は、使用する楽器の数を制限することで創造性を最大限に発揮することをコンセプトとして制作されたもの。コリーンは前作に続いて今回もまたミニマルでありながら美しく、瞑想的で感情を揺さぶる音を作り上げている。