go! go! vanillasやTHE BAWDIESを輩出したSEEZが推す4人組のニューカマーだが、古き良きロックンロールを踏まえたスタイリッシュなタイプとは異なる。初のミニ・アルバムでは、〈僕らの放課後は続く〉と情熱的に歌い上げる“バンド”をはじめ、幼馴染ならではの親密なアンサンブルと不器用なまでに真っ直ぐな人間性が滲む日本語詞など、その濃ゆい魅力を泥臭く発揮している。きっと誰もが懐かしく思えるメロディー。