LAの女性アーティスト、エマ・ダナーが、ふたたびサンO)))他を手掛けてきたプロデューサーのランドール・ダンと組んだプロジェクトのセカンド・アルバム。オールディーズでアメリカーナな志向を持ちながら、決してノスタルジックな音にならないのは、砂漠と隣り合わせの大都会で生み出されたからこそ。ゴシック・カントリーとドリーム・ポップが交差する夢うつつの全11曲。人格が大胆に入れ替わる歌声に戦慄する。