「ルート66を聴く アメリカン・ロードソングは何を歌っているのか」ボブ・ディランらの名曲を〈ルート66との関係〉という切り口で丹念に論じた一冊

朝日順子 『ルート66を聴く アメリカン・ロードソングは何を歌っているのか』 青土社 (2021)
2021.09.09

アメリカのルート66(国道66号線)。イリノイ州シカゴとカリフォルニア州サンタモニカをつなぐこのルート66はアメリカのポップ・カルチャーにおいて繰り返し題材として描かれている。とりわけ音楽においてはロード・ソングとして。本書では数多くの曲の中から、ウィリー・ネルソン、バディ・ガイ、ママス&パパス、チャック・ベリー、グレイトフル・デッド、ボブ・ディラン、ザ・バンド、ジョン・デンバー、イーグルス、ジャクソン・ブラウンが作り出した有名曲の数々が生まれる背景と物語、彼らが曲で描いたルート66の世界を丹念に論じる。アメリカのルーツ・ミュージックを描いた素晴らしい一冊。

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