エラ・ヘンダーソン（Ella Henderson）『Everything I Didn’t Say』デビューから8年後の2作目は圧巻の歌唱と包容力や深みを増したメッセージが胸に響く

本家UKの「Xファクター」で脚光を浴び、2014年のデビュー曲“Ghost”と初作『Chapter One』で全英No.1に輝いてから実に8年。その間にはシグマやジャックス・ジョーンズらとダンス方面で成果を上げていたが、レーベル移籍を経てやっと届いた2作目ではトム・グレナンとのヒット“Let’s Go Home Together”など圧巻の歌唱でシンプルに聴かせるナンバーが中心。より包容力と深みを増した等身大のメッセージが胸に響く。