先行シングル“Kick”はクラップやコーラスを導入し、T・レックスなどのグラム・ロックに対する愛を全注入。そんなルーツを踏まえつつ、メロディアスな色合いを深めた12枚目のアルバムはスタジアム・ロック然とした雄大な曲調が印象的。“This Guitar”と“Lifeless”ではカントリー歌手のアリソン・クラウスが華を添えている。また、ラスト曲“From Here To Eternity”の泣きメロにはこのバンドの真骨頂を見る思いだ。