連名作品も含め、怒涛のリリース攻勢を続けているオークランドのレジェンドによる最新作。モンスター・ビーツ作のギラついた冒頭のタイトル曲から持ち味であるヤサグレたラップを聴かせてくれ、重厚なファンク路線の“King Of Oakland”やラリー・ジューンを招いたレイドバック系“Real Numbers”など、ベイエリア流儀の楽曲が揃っている。ジェレマイを迎えたヒットメイカ作の“Safe”あたりのミディアムも良し。