このセットはデュ・プレ没後35年企画として今回復刻されたが、初出音源(ドゥ・ペイエ、バレンボイムとのブラームス)や、2枚を除いて新規でアナログ・マスターテープから192kHz/24bitでデジタル化後に最新でマスタリングが施されているなど、注目度が高い。初出時のジャケットとオリジナル・カップリングでの収録も保存盤に相応しい仕様となっている。12年間という短いキャリアながらも、ここまで人々の心を打つ演奏を行ったデュ・プレの功績は未だに衰えないばかりか、鮮明になった音質によりさらに想いが深くなっていくことは確か。永遠に心に刻みたいBOX。
ジャクリーヌ・デュ・プレ(Jacqueline Du Pré)『ワーナー録音全集(2022リマスター)』没後35年、胸を打つ演奏と衰えない功績を永遠に心に刻みたいBOX
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