エディ・ゴメス(ベース)、エリオット・ジグモンド(ドラムス)のトリオは、ラファロ~モチアンなどと比べると地味な感じは否めないが、独特の清涼感や重すぎないスイング感は人気を博していた。本作は、名曲をアルバムタイトルに戴いた本作、今回はリマスタリングにPaul Blakemore(Concord Mastering)、未収録のボーナス3曲追加収録。オリジナル・テープからの〈45回転オール・アナログ・マスタリング・カット〉。担当は、このところ様々なレア盤リマスタリングで名を上げているKevin Gray(Cohearent Audio)。プレスは定評あるRTIの180g重量盤と、オーディオファイルとエヴァンス・ファンの両方を満足させる、まさに〈傑作〉と言っていい究極振りだ。