長年テクノ・シーンで活躍してきたオービタルがファースト・アルバムの発表から30年を記念する作品をリリース。新曲、未発表曲、代表曲のリメイク、リミックスで構成された内容はとても豪華で、偉大な電子音を築いてきた貫禄が光る。目玉は本作用に制作した“Smiley”だろう。TB-303風のシンセ・ベースはもろにアシッド・ハウスの要素を醸し、疾走感溢れるブレイクビーツは肉感的グルーヴを創出している。