ダップトーン諸作への参加やルー・ドナルドソンのバンドで活動するなど、名うてのオルガン奏者であるアダム・スコーンによるプロジェクトの4作目が到着。ハモンド・オルガンを主役にしたインスト・ソウル/ファンク集で、コーラス入りの黄昏ソウル・バラード“All These Bad Things”からファンキーなブーガルーの“What’s Her Name”まで60~70年代のスタイルをさまざまに再現しつつ、キレ味良くハモンドを鳴らしていく痛快盤。