フォークの界隈で名を上げたのち、アコギを爪弾きながら自作曲を歌うだけでは飽き足らず、シンセサイザーと共にトラック作りの可能性を追求しはじめたシンガー・ソングライターの5作目。オーケストラルな“Love / Lover / Friend”、インディー・ロック風の“Everywhere I Go I Bring The Rain”、ネオ・クラシカルな“Jill Says”、カントリー・バラードの“Where Do I Go From Here?”他、これまで取り組んできたさまざまなチャレンジがフォークからダークウェイヴまでという振り幅のなかで、インタールード3曲を含む全14曲に結実。大胆に音楽性を発展させてきたキャリアをアピールする集大成的な一枚に。