今年も注目を集めそうなUKのEditionレーベルより、ノルウェーのイーヨルフ・ダーレによるニュー・アルバムが登場。北欧アーティストならではのひんやりとした空気感を纏ったピアノ・トリオ作品で、1990年代以降のECMやe.s.t.などの系譜を継ぎながらも自由で新しい感覚を備えています。小さめの鍵盤楽器スピネットでの演奏も絶妙なテイスト。数々の名演を残してきたベテラン・ドラマー、アウドゥン・クライヴェの唯一無二にして変幻自在なアプローチも素晴らしいの一言で、じっくり聴けば聴くほど楽しめる一枚となっております。