ジェイムズ・ホールデンに見い出されて世に出た若き天才も前作から自身のレーベルに拠点を移し、みずからの作風に磨きをかけて完成させた3年ぶり6作目。“The Glass”のようにいかにも彼らしいシューゲイザー・テクノもあれば、クラークとコラボした“Outsider”では幻想的なエレクトロニカを披露、他にもアーメン・トラックが飛び出すなど、ヴァラエティーに富んだ内容だ。