1990年にCMソングにもなったヒットソング“ジプシー”で知られる児島未散。本作は児島本人が自身のキャリアを振り返り、楽曲を自選し、アルバム・タイトルをネーミング、これまで在籍したレコードメーカー3社のレーベルの枠超えの選曲となった究極のベスト。1985年、高校3年生の時のデビュー曲“セプテンバー物語(詞:松本隆/曲:林哲司)”のシングル・ヴァージョンを初CD化収録した全16曲は、作家陣に村田和人、崎谷健次郎、山本達彦ら、アレンジに新川博、瀬尾一三、松原正樹、松本晃彦らがそろい、シティ・ポップ・テイストも感じられるもの。瑞々しく、透き通る歌声が響き渡る。