プエルトリコをルーツに持つアリンダ・セガーラの単独ユニットの新作は、硬質な美しさを放つルーツ・ロック作品に。コロラドのナイトクラブで起きた悲劇を題材にした“Colossus Of Roads”のような苦み走った歌から、コナー・オバーストが優しくコーラスを添える絶品バラード“The World Is Dangerous”まで、女トム・ペティといった風情のヴォーカルが全編で冴え渡る。