2022年の『Garageband Superstar』で脚光を浴びたワイト島出身のシンガー・ソングライターがセカンド・アルバムをリリース。アヴリル・ラヴィーンやウィーザーっぽさも纏った陽気なサウンドで共感を呼ぶ習作のように仕上げられた前作の方向性をポップ・パンクにフォーカスしつつ、気安い楽しさをまったく失っていないのが魅力的だ。元気な姿も思い悩む姿も率直に表現され、“Mary”や“90’s Kid”などには最高レヴェルのキャッチーさが広がりまくっている。アーロン・ギレスピーとスージー・シンがプロデュースし、“Pretty Good For A Bad Day”にはオール・タイム・ロウのアレックスが客演。