セントルイスの10人組ジャズ/ファンク・バンドによる初作。ファラオ・サンダースやサン・ラーを思わせるスピリチュアルかつコズミックなジャズを展開しており、そこに中心メンバーのブラック・スペードの粗削りなヴォーカルが力強く響く。ボビー・コールドウェルを換骨奪胎した“What You Won't Do”にはネオ・ソウルのまろやかなメロウネスも漂う。