マンチェスターのヴェテラン3人組ロック・バンドによる6作目は、キャリア史上もっともダークで湿った雰囲気を持つ。暗闇に一条の光が差すような美しさがアルバム全体にあり、そのメランコリックな内容は、まさに王道のUKロックと言っていい。久しぶりに3人がそれぞれの曲でヴォーカルを担当しており、タイプの違うエモーショナルな歌声が楽しめます。