LAの女性シンガー・ソングライターによるセカンド・アルバム。フォークとタグ付けされることが多い彼女の曲にポップスとしての可能性を見い出したのだろう。ソウルフルな魅力もあるインディー・ポップなサウンドを用意したブラッド・クック(ワクサハッチー他)のプロデュースがまず素晴らしい。主役はもちろん彼女の明朗な歌声だが、時折滲ませる凄みにも惹かれる。