オルタナ・カントリー・シンガーのジム・ホワイトを父に持つ26歳のデビュー・アルバム。ドリー・パートンへの憧れや、貪欲でろくでもない家族、不倫などのテーマをユーモアも交えて快活に歌い上げる。かつての米南部を思わせるヴィンテージ・カントリー風サウンドは、セピア色のアメリカン・ダイナーで流れていそう。思いのほか新鮮で、日本のカフェや都会の風景にも似合いそうだ。