ロブ・カッジアーノ(ギター)が脱退し、3人体制で作り上げた9作目。今作は瑞々しい衝動を携えたライヴ感の漲る曲が増え、怒涛の勢いと壮大なメロディーを心ゆくまで堪能できる内容。デスメタル調のリフと晴れ渡る爽快な美メロを曲によって振り分け、予測外の曲展開で聴き手を翻弄するアレンジも効果的。彼らの魅力を漏らさず封印した傑作である。