アパルテからフランス出身のチェリスト、オフェリー・ガイヤールによる、バロックから現代のクラシックはもとよりジャンルを自由に横断する無限のチェロ! 今回はピアソラ、ヒナステラを中心としたアルゼンチンの音楽をテーマに収録。バンドネオンにはフランス出身のウィリアム・サバティエなど豪華布陣を迎え素晴らしいソロとアンサンブルを聴かせてくれる。以前リリースしているブラジル、スペイン、南米の音楽で構成された『Alvorada』でもエネルギッシュで素晴らしい演奏でピアソラ等を披露しているが(こちらもオススメ)、今作は熱量そのままに更に洗練され様々な表情をおびたチェロの音色が魅力的だ。