ポーランドジャズの〈今〉を伝える特別企画公演がいよいよ9月に!
〈Jazz From Poland in Japan 2025〉という、現代ポーランドのジャズ勢の実力と先進性を伝える公演が9月4日(木)から13日(土)まで開かれる。大阪は7日間で、会場はBlue Yard、SPACE 14、クラブクアトロ。そして、その後の東京での3日間はブルックリンパーラー、晴れたら空に豆まいて、104.5が会場となる。日替わりでフィーチャーされる出演者は、様々な指針を持つ9組。それらは大阪・関西万博期間中にポーランド貿易投資庁(PAIH)が同国の文化を促進するプロジェクトの一貫にあるもの(出演者はポーランド・パビリオンにも出演する)で、申し込み制による無料コンサートの形を取る。
出演者は、以下のとおり。▶️アガ・デルラク(米バークリー音大を出て本国で活動する、清新リアル・ジャズ・ピアニスト)。▶️バブーシュキ(フォークロアとジャズのマジカルな交差点を具現する女性ユニット。記憶の奥にあるような素朴な情緒がスピリチュアルな歌声群とともに鮮やかに開花)。▶️ドミニク・ヴァニア(ドイツの名レーベル〈ECM〉からもアルバムを出す、81年生まれのピアニスト。孤高ともいうべき持ち味を誇る)。▶️マチェイ・オバラ(カルテットでやはりECMから3作品を出す、詩的さと越境する感覚を併せ持つアルト・サックス奏者)。▶️エアプス(ヒップホップ/クラブとジャズ素養が自在に絡む前進的スペクタクル表現を誇る、今様やんちゃな5人組)。▶️ホシイ(ジャズ、エレクトロ、アンビエントの間を自在に泳ぐ4人組。グループ名は日本語に因む)。▶️パウリナ・プシビシュ(R&B/ヒップホップを大胆に消化する異才シンガー。コルトレーン曲に臨むなど新作では鮮やかにジャズ愛を表出)。▶️サブ・シレント(ピアニストのカタジナ・ピェトシコとアルト・サックス奏者のマチェイ・コンジェラによるストーリー性豊かな室内楽的ユニット)。▶️トマシュ・ヒワ(先進性に富むヴァイオリン奏者。プログレッシヴ志向のクインテットで出演)。▶️ニコラ・コウォジェイチク(86年生まれながら、ジャズとクラシックの美点を見渡す大型表現で高い評価を得るピアニスト/作編曲家。全出演者が集う7日のSPACE 14のスペシャル公演を彼は仕切る)。
高い質を誇るポーランドのジャズと魅惑的なその周辺表現を知るには、またとない機会となることうけあい。無料公演の案内/申し込みサイトは、https://jazzfrompoland.com/
LIVE INFORMATION
Jazz From Poland in Japan 2025
【大阪公演】
2025年9月4日(木)〜2025年9月10日(水)大阪・関西万博ポーランド館
2025年9月4日(木)〜2025年9月6日(土)BLUE YARD
2025年9月7日(日)SPACE14
2025年9月9日(火)・10日(水)梅田CLUB QUATTRO
【東京公演】
2025年9月11日(木)Brooklyn Parlor
2025年9月12日(金)晴れたら空に豆まいて
2025年9月13日(土)Cafe, Dining & Bar 104.5
共催:ポーランド広報文化センター