2012年のヒット作『On This Winter’s Night』の続編という位置付けのクリスマス・アルバム。オープニングに置かれたウキウキ系のオリジナル“Wouldn’t Be Christmas”からして最高にいい雰囲気で、“Last Christmas”などの定番やスタンダードを温かい演奏と共に聴かせてくれます。今年ならではのポイントは美しいコーラスに泣けるビーチ・ボーイズ“Little Saint Nick”でしょうか。男女ヴォーカルの妙を活かした掛け合いやハーモニーと簡素な演奏のハートウォーミング感にうっとりさせられます。
レディ・A(Lady A)『On This Winter’s Night (Volume Two)』ビーチ・ボーイズの泣けるカバーも 温かいハーモニーと演奏のクリスマス作