〈ローファイ・レジェンド〉の異名を取る自作自演シンガーと、元ジェリーフィッシュのジェイソン・フォークナーがコラボ盤をリリース。エキセントリックな魅力を損なうことなく、しっかりポップセンスが宿っている様子に、ジェイソンがかつて手掛けたダニエル・ジョンストン作品を思い出す人も少なくないはずだ。パワー・ポップを中心にアヴァン・ポップからテクノまで、良い意味で雑多な全18曲が楽しめる。