AFIのフロントマン=デイヴィ・ハヴォックとノー・ダウトのバック3人が合体した奇跡のバンド、ドリームカー。90年代以降の西海岸パンクを代表するこの2バンドのメンバーが集い、3年ほど前からセッションしながら作り上げたのは、デュラン・デュランやA-ha、スパンダー・バレエなどを思わせる、キラキラなニューロマンティック風サウンドだった! でもって、元がパンクな面々の集合体。どの曲もノリノリなビートにキャッチーなフック、そして熱い歌メロ/コーラスを完備し、それを高い歌唱力を誇るデイヴィのヴォーカルがリードするんだから、全編ハイクォリティーの保証付き。先行シングル“Kill For Candy”を筆頭に、どこを切ってもさまざまなニューウェイヴ要素が詰まりに詰まった本作を聴けば、AFIやノー・ダウトをスルーしていたリアルタイムの80s世代も、メロコア以降のパンク世代も、大興奮で歌って踊り出すこと必至だ! さあ、この夢の車に乗り遅れるな!