ザハール・ブロン門下のドイツのヴァイオリニスト、ニクラス・リーペ。ヴァイオリン独奏の難曲として、そして名曲として知られるパガニーニの《24のカプリース》を計15名の現代音楽や映画音楽作曲家など、ジャンルを超えた作曲家にソロ・ヴァイオリンとオーケストラ編へのアレンジを依頼。まるで協奏曲のような佇まいで、超絶技巧そのままに、ロマンティックだったり、ビッグバンド風、ドラマティックな映画音楽風……など性格がまったく違う24曲が生まれています。25曲目には日本でも有名なファジル・サイによる 《パガニーニ=ジャズ》のジャズ・クァルテット編曲が収録されているのも見逃せない!