久しぶりにZOOT16が還ってきた。懐かしい血沸き肉躍るオトコのリズムを高らかに響かせながら。自主レーベルからの第1弾となる本作は、自身の楽曲を新たにアレンジした曲と、クラッシュやチェット・ベイカーといった渡辺の血や肉となっているアーティストたちの名曲カヴァーの2本立てに。ジャズ、パンク、ボサノヴァなどで仕立てられた曲の向こう側には見慣れた哀愁漂う夕焼けの景色が広がっている。泣かせるぜ。