長らくアルバムが待たれていたUKのDJ/プロデューサー、シガーラの初作。彼の持ち味は幼少期から習っていたピアノが生み出す美しい旋律。それを最大限に活かすアレンジのセンスや技量も持ち合わせており、ジャクソン5“ABC”ネタの全英No.1ヒット“Easy Love”(2015年)をはじめ、スティールパンの音色とクラップで否応なくアゲる“Came Here For Love”、エリック・プライズのアンセム“Call On Me”をよりマッシヴに更新したかのような“Sweet Lovin'”など全曲がキャッチーです。メーガンやカイリー、ヴァンプス、パロマ・フェイス、ナイル・ロジャーズら客演も豪華。アヴィーチーの急逝やハードウェルの休養宣言という話題が続いたシーンにまた〈輝かしい日々〉を取り戻してくれるでしょう。
シガーラ 『Brighter Days』 EDMに〈輝かしい日々〉を取り戻す、美しい旋律とキャッチーなサウンド
