美しいメロディーとトロピカルなアレンジでシーンを代表する存在へと成長したUK出身DJ/プロデューサーの5年ぶりとなる2作目。ステフロン・ドンとの先行カット“Feel This Good”やMNEKを迎えた“Radio”など、いずれもトレンドを正しく踏まえたポップでキャッチーな楽曲ばかりが顔を揃えるが、なかでもジェイムズ・アーサーとの“Lasting Lover”やリタ・オラとの“You For Me”など歌心に溢れた楽曲がひときわ目立っている。大仰なアレンジで勢いに任せるEDM曲が多数を占めるなか、骨太なメロディーで聴かせる才能は実に稀有。これからまだまだ息の長い活躍が期待できそうだ。