2016年に結成された福岡発の4人組によるファースト・アルバム。80年代のディスコ・ポップをガレージ・バンドが演奏したような楽曲はパーティー感に溢れ、英詞で歌うソウルフルなヴォーカルもご機嫌だ。また、シンセやサンプリング・パッドを用いた音像は、彼らが確かに現代のバンドであることを伝えている。リリース元は地元のアパレル・ショップが立ち上げたレーベルで、新たなストリートの胎動を感じさせる。
すでに〈SXSW2018〉にも出演、英米ロックの他にディスコやトリップ・ホップの雰囲気も感じさせる4ピースが福岡のストリートから登場。しかし、ただ懐かしの洋楽を焼き直してるわけではなく、近未来感やオリジナリティーも感じられる。日本のロックもここまで世界に接近したのか!