ポエムコアを以前から推進してきたあのオリジネイターがVYPC(ヴァーチャルYouTuber+ポエムコア)を標榜した新名義がこのミソシタだ。この2作目でも冒頭からworld's end girlfriendが壮大なサウンドを提供し、DE DE MOUSE、あらかじめ決められた恋人たちへ、arai tasukuらのトラックもユーモラスでいて切迫したポエトリーに熱を注ぎ込む。Serphとアーメン・ブレイクで疾走する“ダンシング イン ザ ダーク”が聴きもの。

 


トラックにポエムを載せたポエムコアという新ジャンルを提唱する、不気味で卑猥なVTuberの2作目。スタイルはこれまで通りだが、DÉ DÉ MOUSEやSerph、about tessのtakutoなど豪華ゲストをフィーチャーすることで、クラシック的な楽曲からバンドサウンドまで、ポエムコアが多様な音楽にマッチすることを証明している。