レジナルド・オマス・マモード4世やモー・カラーズなどを擁する南ロンドンのクルー、22Aのリーダー=テンダーロニアスの新作。サックス/フルート奏者としてのプレイヤビリティーが随所に垣間見えた前作に対し、今作は完全電子化。ムーディーマンを思わせる黒々としたオープニング曲“Casey Jr.”をはじめ、UKジャズと90年代のデトロイト・テクノ/ハウスを高次元で融合させた至高のグルーヴ。