3人体制の初陣を飾るセカンド・アルバム。The Floorらしいカラフルなギター・サウンドと胸躍るリズムで痛快に駆け抜ける“Candy”“雨夜の月”などがある一方、間奏でこれまでにないような轟音が重厚に鳴り響く“Shadow”や、〈終わらせない〉と歌う“To Be Continued”では再出発の決意を強く印象付ける。ビター・スウィートなエレクトロ感も残しつつ、今後を見据えてメンバー全員が曲作りを担っているのがいい。