バンドの頭脳であるアンドレアス・キッサーが〈かつてのオールド・スラッシュを甦らせた〉と語る通り、名盤『Arise』(91年)を彷彿とさせる初期衝動に満ちたニュー・アルバム。もちろん彼らの代名詞であるトライバル・ビートをブチ込んだあのサウンドも見事だが、ただの過去の再現ではなく4つのパートから成るデス/シンフォニックといった実験的な要素も違和感なく融合させている。進化し続ける姿を映し出した新たなる大傑作!