近年はmendocciとのタッグやHAMBURGER BROTHERSでの作品が続いたFREEZの新作は、新進のNARISKに全曲プロデュースを委ねた福岡コンビでの濃ゆい快作に。「男はつらいよ」の英題から取ったタイトル通り、寅さんの台詞を挿入した“悲しくて。”で悲壮な幕開けを見せるも、ソウルフルな“B.D.B”やタフな“UGK”を紡いでぶっきらぼうに魂を燃やしてくる姿が逞しい。穏やかな希望を湛えた“Cali”での終幕にホッとさせられる
FREEZ × NARISK『IT'S TOUGH BEING A MAN』「男はつらいよ」の英題を冠した福岡コンビの濃ゆい快作
