世界の名作「若草物語」を「レディ・バード」のグレタ・ガーウィグ監督・脚本で映画化。舞台は19世紀、女性にとっての幸せはお金持ちとの結婚。そんな中、四姉妹の次女・ジョーは小説家を目指し、女性の幸せは結婚以外にもあると証明しようとします。自分とジョーを重ね合わせて観た方もいたのでは。彼女はたくさんの苦しみを経て、自分が守りたかったものを守りぬきます。ただ、メグ、ベス、エイミーそれぞれの人生もまた素敵。結婚と仕事と、それ以外の多くの大事なこと。生き方が多様化する現代の女性たちにとっても人生の選択は難しく、答えの出ない悩みなのかもしれません。デスプラの音楽と美しい衣装も見ものです!