待望の初ソロ作である。ライド、オアシス、ビーディー・アイなどUKの代表的なバンドを渡り歩いてきただけあって、正統派の歌ものギター・ロックかと思いきや意外にもサイケ・フォークとジャーマン・ロックと混ぜ合わせたような音の世界。久しぶりとなる彼のリード・ヴォーカルも良い意味で線の細いギタリストらしい声で、非常に新鮮に聴こえる。彼のどの過去作とも、新生ライドとも違う、まさにソロならではの作品だ。
アンディ・ベル(Andy Bell)『The View From Halfway Down』ライドやオアシスを支えた男が魅せるサイケな新機軸
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