結成15年目となるNYスタッテン島出身の大所帯インスト・バンドによる6作目。ヴィンテージ・ギターやオルガン、分厚いホーン、ヘヴィーなドラムなどで紡がれる、往時のデニス・コフィにも通じるサイケデリックなファンクは従来通りで、ウータン・クラン一派がラップを乗せてきそうな深いエコーの効いた勇壮なサウンドはレトロだが現代的なエッジも感じさせる。今回もダップトーンのディープ・ファンク道を極めた快作。
ブードス・バンド(The Budos Band)『Long In The Tooth』レトロさと現代性が共存するサイケなインスト・ファンク
ジャンル
洋楽